【加古川・ヘアカラー】黄色味をおさえたアッシュグレージュになるためのポイント

 

コウダミツキ
どうも、加古川駅前の美容師コウダです。

 

イルミナカラー、アディクシーカラー、グラデーションと赤みの抑えた透明感あるカラーを得意としています。

 


黄色味をおさえたアッシュグレージュになりたい!

というメッセージをご相談頂いたので、しっかりとキレイなカラーに仕上げさせてもらいました。

まずはこちら。

 

カラー前

中間~毛先にかけて黄色味っぽく色落ちしてる状態です。

細くて繊細な髪質なので、染まりやすく色落ちしやすいタイプのお客様。

厳密に言えば、黄色味の中に赤みが潜んでいる状態なのでほんのりオレンジっぽくも見えます。

まずはベース、カラーの土台を整えていきます。

今回の髪質はブリーチを使うと、色落ちするスピードが早い、とにかく髪の絡まりがひどくなる。

なので、ブリーチではなく「サンライト」という、高明度のアッシュカラーを使っていきます。

 

 

グラデーションベース終了

髪が濡れている状態なので、ちょっと分かりづらいですが、中間~毛先にかけてグラデーション状に明るくしました。

濡れている状態でも毛先がほんのり明るく見えますね。

 

ここから、黄色味を抑えた「アッシュグレージュカラー」に染めていきます。

また染める際にも、ちょっとしたポイントがあって。。。

「根本」「中間」「毛先」とそれぞれ薬剤を塗り分けていきます。

本当にちょっとした工夫ポイントなのですが、やはりそれぞれでダメージレベルや髪色の抜け具合が違うので、ここにはこだわりたいポイントです。

するとしないのとでは、仕上がりに差が出ます。

 

カラー仕上がり

 

黄色味を抑えた、透け感ある「アッシュグレージュカラー」になりました!!!!

なんとも言えない柔らかい雰囲気と髪の質感が、今っぽくていい感じ。

 

根本、中間はオレンジ味が強め。

毛先は黄色っぽさが強めだったので、それぞれオレンジを打ち消し、黄色っぽさが出ないように薬剤選定をしています。

 

 

大切なのはベース

カラーの記事では何度も書いていますが、やはりカラーにおいてはベースがなにより大切になります。

なかでも「髪の残色素」をしっかり見極めることがポイントです。

赤みが強いのか、黄色味が強いのか、それともオレンジっぽい状態なのか。

アッシュに限らず、ベージュやピンクなども髪の残色素に合わせた染め方をしないと、きれいな仕上がりにはなりません。

 

時にはブリーチ無しという選択

今回のお客様は「柔らかく」「繊細」な髪質だったので、ブリーチを使うのはカウンセリングした上で避けました。

この髪質はとにかく、カラーの染まりが良くて狙った通りに染まりやすいんですよね。

 

ただその反面、カラー剤によるダメージを受けやすいので、ブリーチを使えば髪質の変化は大きいです。

たぶん、ブリーチに耐えれても1回くらいで、2回目はできないくらいの感じでした。。。

 

今回は1回のオンカラーでここまで、オレンジ味、黄色っぽさを打ち消す仕上がりが出来たのは髪質の良さもあります。

 

一言にアッシュやグレージュといっても、さまざまな色味や明るさのデザインがあります。

髪質によって、おすすめできるデザインやブリーチが数回必要な場合もありますので、気になる際は事前にメッセージしてくださるとスムーズです。

なので、カラーでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください(*^_^*)

 


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ABOUTこの記事をかいた人

甲田 光樹 | 【Libett】兵庫県加古川市の美容師 1993年生まれ 日本でのウェーブスタイリング発祥の地 日本高等美容専門学校卒 神戸有名店を経て現在 ヘアカラー ヘアアレンジのスペシャリスト(願望)として日々、色彩と可愛いを探究中 Rainbow father